フレームレス水槽の水漏れ修理!コーキングで簡単に直った
我が家の熱帯魚の水槽。
フレームレス水槽なんだけど、買って半年くらいでじわりじわりと水漏れしている。最初のうちは気付かなかったけど、長い間、漏れた水がリビングのフローリングに浸食…あ〜あ、やっちまった。
という訳で、今回もダメ元、自力で修理!直ればラッキー!作業は好きだし、スキルアップにもなる。それで愛着も増すんだよな。
フレームレス水槽は水漏れしやすい
文字通りフレームがなく、ガラスの板を直接シリコンの接着剤で張り合わせているだけ。だから設計的にすんごく弱い。
枠がない分、景観が良い。要するにデザイン性重視の代物。
我が家も嫁さんが「これがいい!」っていうので、GEXの水槽セットを購入。
「私がちゃんとお世話するから!」って言いながらも、一度も水を変えてくれないのはここだけの話…。
フレームレス水槽の扱い方
絶対にフレームを上から両サイドをつまんで持ち上げるようなやり方はNG。
水槽が外方向に開いて、水漏れになる。だから、底板から持ち上げるようにする。
水槽内で底砂を洗うなんてダメだから。え?うち?うちは全部やっちゃいかんことやったね。そりゃ水槽に負荷が掛かるよね…。
ダメと分かっていても、失敗も実体験として身体で憶えること。それでこそ理解が深まると考えている。いい勉強になった。と、カッコつけて言ってみる(笑)
フレーム水槽は底板から持ち上げること!
水漏れの修理の仕方
1.古いコーキング剤を除去する
板と板を繋ぎ合わせている古いコーキング剤(シール材)をカッターで除去。
カッターで切り込みを入れて引っ張れば綺麗に取れる。
細かいところは歯ブラシを使って取った。
しかし、いつまで経っても永遠とも言えるボロボロのカスが出てくるので、適当なところで見切りをつける。正直これが凄い時間が掛かった…。
そして最後にこんなことを言うと本末転倒になるかもしれないが、古いコーキング剤は除去しないでそのまま上からコーキングをする荒技もあるらしい。
そんな禁忌の技を使えば良かったと一瞬頭をよぎったくらい、古いコーキング除去は手間のかかる作業だった…!
でも、ちゃんと除去した方が失敗しにくいので。
2.コーキング部をマスキング
コーキングする継ぎ目の部分をマスキングテープでマスキング。
継ぎ目から3mmくらい空けてマスキング。これも結構細かい作業。途中でテープが切れたり、コーナーの部分をカッターで綺麗に切ったり…。
僕が使ったテープの幅は30mm。もっと細くても問題ないと思う。
3.ヘラでコーキング
使ったのはセメダインの水槽にも使えるバスコーク。
ポイントは「防カビ剤が入っていない」である。これが魚にとって有害物質なのでここを押さえておくこと。
これはヘラとマスキングテープもあるので助かる。
まず、全周チューブを押し当ててガッツリとコーキング剤をねじ込む。
ヘラでならす。
出来るだけ垂直に立てることで、先が丸くなっているので、不要なコーキングが取れて、必要分だけが綺麗に充填される。
全周にコーキングしたら直ぐにマスキングテープをはがしてOK!
なんだけど、忘れてて1時間くらい放置してたっていう…それでも問題無く取れました(笑)
後は24時間放置して固まるのを待つのみ…
水槽に水を張って確認
漏れるとまずいので、外で水を張る。
新聞紙を下に敷いて、新聞紙が湿っていたらアウトだ。
これまた24時間放置。
翌日…。
新聞はからっから!直った。
最後に
無事に直ったことだし、次はアクアリウムに力を入れなくては!
目指すは持続可能なお世話に時間がかかり過ぎないもの。
静寂の中、優雅に泳ぐ魚を見ていると穏やかな気に。