庭木シマトネリコ 4年の成長と初剪定 後悔しないシンボルツリーに。
我が家のシンボルツリーとして植えたシマトネリコ。2014年5月のこと。
まだ、僕の身長と同じくらいで、か細く涼しげな木。
この木はアジア熱帯地方分布の強い木。
近年では日本でもメジャーで、庭木としても人気が高い。しかし、成長が著しく、10mを越す高木となる。
今日は、とんでもなく成長した我が家のシマトネリコの初剪定に挑む。
4年の歳月を経て大きく成長したシマトネリコ
初めは身長ほどのかわいらしい木だったが、4年で3倍の背丈になり、枝葉は日光を求めて柵を乗り出し、ほとんど花も咲かす事なく、モンスター化していた。
小さいうちは目隠しにもなっていいと思っていたが、いつからか気づけばこんな姿に。
7月8日、日曜日の午前、一匹気の早いアブラゼミが鳴いているなか、
剪定の仕方と、爽やかな木漏れ日溢れる姿を思い描いて、黒の作業ズボンにタンクトップという臨戦態勢で剪定に挑んだ。
選定に必要な道具について
手持ちの有り合わせのツールで剪定に挑戦。
DIY用のノコギリ2つと園芸用のはさみ。
それから、脚立と木工用ボンド。
まず手持ちのツールを使い、「これじゃ剪定出来ない!」と体感したら、専用のツールを購入する。
ムダなコストと物を増やさないR流だ。
強剪定作業開始
まず、遠目から見て、葉が多く重なり合う太い枝をカット。
次いで空いた木の下のスペースに潜りこんで、ひこばえと呼ばれる新芽を刈る。
だんだん熱帯地域のジャングルでサバイバルしている気になってきた。
腹の底から湧き上がるワクワク感、楽しい!!
太い幹を傷付けないよう、細い新芽を根元から切る。
そのまま根元から上に向かって、不要な枝を切っていく。
枝の太さ、幹との干渉を考えながら、大ノコギリと小ノコギリを使い分ける。
小さな枝は園芸用ハサミで簡単に切れた。
一般家庭でたまにやる程度ならこのツールで問題無い。
見上げた木漏れ日が快い。
終盤は何度も遠めで全体を確認し、少しずつ切り進めた。
最後に大きなカット面に癒合剤の代わりに木工用ボンドで保護。
丈夫な木ならこれで充分代用出来る。ムダなコストと物は増やさない。
初剪定完了 さっぱりと涼し気になった
清々しくなった。
もう少し切りたい気持ちもあるが、あえてこのぐらい葉を残す。
経過観察して、気(木)になれば又切ればいい…笑
涼しい風で葉がなびいていた。