10年前の給与明細を比較してみた結果!
こんにちは。りょうです。
今日は10年前の給与明細を比較してみました。
いったいぜんたい、何がどれだけ上がったか!?このあたり調査してみました!
正直、今まで手取りしか良く見ていなかったのですが、
自分のお金のこと、お金の流れが気になりました。
今より、資産を増やそうと思ったら当然のことですね!僕は今更ながら気付きました汗
という訳で、そもそもの給与明細の構成や、気をつけて見ておくこと等をおさえながら進めていきたいと思います。
前置きはいいから10年後どうなった!?って方は
目次の3へとんでください。
それではいきましょう!(金額までは公表しません笑)
1.給与明細の構成、項目について
明細は3つの要素で構成されています。
①勤怠
②支給
③控除
です。
①の勤怠、ここは労働時間について。
時々ある話では、時間外の時間が間違っていることがあるらしい。
人事の手作業なら十分起こりえる。この部分はチェックしておこう。
②支給。自分が稼いだ金額。給与明細で一番大きな金額。
ここの一年間の合計が年収です。
ここの部分を増やしたい!というところですが、その反面、年収が増えるとその分控除も増える。
ちなみにうちの会社は本給、職能給と分かれていた。調べて見ると、本給単独は年功序列で一昔前の考え方。それに対し、職能給は能力の給料。最近の考え方。
二つを合わせて基本給という。大した違いはないようだ。
③控除。支給から差し引かれるところ。保険、年金、税金など。
残念ながら稼げば稼ぐほど、ここも増えていく仕組み。
2.どの金額が変化していくのか?
基本給・・・年に1回昇給。平均で2%らしい。20万なら20万4000円になる。
この3つ、基本給が上がると、同じように上がるのではなく、4、5、6月の総支給を基に計算される。つまり、残業を沢山して稼ぐと社会保険料が上がる仕組み。ただし、厚生年金も増えるので、将来受け取る金額も上がる。一概に悪いとは言えない。
税金・・・住民税、所得税。いずれも総支給から、社会保険料を引いた金額(課税対象金額)を基に算出。こちらも社会保険と同様に残業などやって稼げば稼ぐ程増える仕組み。
3.10年間勤めてどうなった?
34歳男性 年収は平均
参考としては丁度良いと思います。
10年勤めての上昇率は
基本給・・・134%
健康保険・・・187%
厚生年金・・・158%
住民税・・・240%
所得税・・・265%
組合費・・・231%
という結果。
構成比をグラフにしてみた。
グラフ右。基本給(青)の構成比率が小さくなっている。
つまり控除の方が大きく成長しているということ。
給料が上がっているのは実感しにくい部分だ。
ついでに基本給の年の上昇幅を計算したら約3%。
ふうん、平均2%だからうちの会社そんなに悪くないんだなと。
と同時に、世のサラリーマンがどれだけ大変かと実感。ふう~。
このご時勢、副業は一般的な考えになりつつあるのかも。
といいながら僕は会社では副業の話は一切していませんが。
4.まとめ
結論から言ってしまうと、会社員である以上給与明細の控除の部分にあたる
税金、保険を調整して手取りを増やすというのはむずかしい話。
ただし、将来独立したとき、節税やお金の流れについての情報、知識は絶対必要になってくる。その為にも会社員であるうちにお金の勉強をしておく。
20年前と比べ、平均年収はどんどん下がっているらしい。
僕の聞いた話では、最近の若い人はサラリーマンで頑張っても大して報われないと思っている人が多いらしい。「いかに仕事をやらないか」そんな思いが強いらしい。
考えても見れば、ぼくの会社でも定年間近の人も同じことを言っている。そんな風潮が蔓延しているのだろうな。
それはそれとして、
出来るうちから
頑張って稼いで、お金のことも勉強して、資産を築いていきましょう
ありがとうございました。