DIYオーディオラック! オーディオシステムセッティング編!
ロフトで眠っていたオーディオ機器を下ろし、試行錯誤を繰り返しながらDIYのオーディオラックにシステムをセッティングしていた。
- オーディオシステムの良さ
- オーディオシステム構成
- 再生機器② Numark TT-1910 ターンテーブル
- プリメインアンプ marantz PM6100SA
- 真空管アンプ EL34
- スピーカー ONKYO D-V5
- DIYオーディオラックのメリット
- 最後に
オーディオシステムの良さ
これだけスペースを必要とするオーディオ機器の良さとは一体何か…
それはなんと言っても、圧倒的なパワー。
大容量の再生機器から、アンプへと音を繋ぎ、そこでさらにエネルギーを増幅させる。
そのエネルギーをスピーカーから出力させる。圧倒的パワーを今度は身体全体で受け止める。この迫力がたまらない。
このシステムの中に高解像度の情報が凝縮されている。
よりパワフルで、よりクリアな音のエネルギーが高密度で出力されるオーディオシステムは感動的で鳥肌も立つ程。
オーディオシステム構成
1.再生機器(CDプレーヤー or ターンテーブル)
2.プリメインアンプ
3.真空管アンプ
4.スピーカー
1が音源であり、2・3でどう音を作るか、大きくするか。そして4でいかに出力するかということ。
言うなれば、いかに上質な素材を調理して、提供するか、ということ。
再生機器① Victor XL-Z311 CDプレーヤー
システムの音源であり一番手のCDプレーヤー。
CDからどれだけいい音を取り出せるか。この情報量が音の良し悪しに繋がる。
紙の本が好きなように、未だにCDは根強く信頼性における。
再生機器② Numark TT-1910 ターンテーブル
レコードの良さは臨場感。CDでは人間が感じ取ることの出来ない周波数をカットしているが、レコードはそれがない。しかしながらレコードの方が音に厚みがあり、よく聴こえるといわれる。
回転するレコードがその場の雰囲気をガラリと変える。
ライトは青色LEDに変えてある。
プリメインアンプ marantz PM6100SA
このプリメインアンプだけは、ずっと使い続けている愛機。
クラシカルなゴールドのアルミボディに現代的な青色のパイロットランプの組み合わせが、見事にマッチされてカッコいい。
初めて音を聴いた時には、その迫力に圧倒されて一目惚れした。
このアンプが、小さな音の原石から大きな音へと力を増幅させている。
2番手のこの装置で入力元を切り替えて、トーンを調整して、次の3番手に音を送っている。因みにPCやスマホからも音源は取れるようにしてある。
BASSは強めの8から9に設定。一般的に低音が効いている方が迫力があっていい音と感じやすい。ただし、ご近所には注意。
メインアンプなのでここからダイレクトにスピーカーに繋いでも全く問題ない。
真空管アンプ EL34
技術的には旧世代のもの。
しかし、テクノロジーがどれだけ進化しても自然には敵わないように、真空管で増幅された音は、より自然的で温かみがあり、人は心地よいと感じる。
ボーカルなどの人の声に相性が良く、音の角がとれて柔らかくなったような、聴いていて疲れにくい音になる。
スピーカー ONKYO D-V5
システムのアンカー。
ここまで繋がった音のエネルギーをどれだけ力を出すことができるか。
最も音を左右する部分で、スピーカーで全てが決まる。
DIYオーディオラックのメリット
専用の電源を設けておいたのは本当に使いやすい。
マルチタップはしっかり固定されていて抜き差しも容易で、グチャグチャになり易い配線処理も随分楽にできた。
左側のボックスはケーブルBOXでDIY品。余剰ケーブルが収納されている。オーディオやPCの裏側は必ず多くのケーブルでごった返すが何とか良くまとめれたと思う。
それからキャスター付きというのも配線の繋ぎ込み作業の助けになった。
最後に
大掛かりなセッティングも無事に終え、ラックの前でチェアに腰掛け、両手を丹田の位置で組んで、一人オーディオシステムを愉しんでいた。
ボリュームはかなり大きくしていた。
流していたのは、倉木麻衣さん。
真空管アンプを通して流れてくる感情豊かで大人っぽい歌声が、まるで目の前で歌っているかのようだ。
自作のラックとシステムの前で贅沢な休日を過ごしていた。