いい奴だけど、ちょっとフレンドリー過ぎて困る、ベトナム人との接し方

ここ最近毎日、一緒に作業をしているナイスガイなベトナム人。

日本でも今は、中国人ではなくベトナム人を研修生として積極的に取り入れている。

優秀な彼らはもはや、貴重な戦力である。

しかしながら、文化の違いを感じる部分も多い…。

ベトナム人の性格

ベトナム人と言えば、勤勉で向上心があり、そしてプライドが高いという気質がある。

彼も例に漏れず、真面目で器用。手首にはシルバーのごっついブレスレットを付けて、髪型もバッチリ決まっている。

プライドもお高く、仕事を任せると、「いいよ、俺一人で出来るから、あっち行っててくれ」といった雰囲気。

勿論片言でのやりとりだけど。

でも、純粋でいい奴。前向きな改善提案をすれば目をキラキラさせる、陽気で純粋、そんな青年が多い…。

なんだけど……最近イラッとする。

なんていうか、ズバリ慣れ慣れしい。日本人なら仕事上の関係ならわきまえる部分。そういう面が彼（彼ら）には無いのだ。いや、無いのではなく、違いなのかもしれないが、慣れ慣れしくてイラッとしてしまう。

そう、彼には悪気はないのに。良く言えばフレンドリー過ぎるのだ。いや、本当にそうだと思う。スマホでツーショットで写真を撮ってきたり、なにか分からなければ、他の人よりも、僕の所へ来てくれる。言葉が通じない分、慕ってくれるのは余計に分かる。

だから、どうしようかと考えている訳だが…

ベトナム人との接し方

そもそもの僕の「イラッ」を深く考えてみると、日本の社会で植え込まれていった感性というか、国民性みたいなものかなって。そう考えたら、案外つまらんものに支配されているなと思うようになった。

彼らベトナム人は和気あいあいとし横の繋がりが固い。きっといい意味で助け合いの精神で、お金の貸し借りなんかを良く目にする。

彼らは同志でみんなで頑張っているのだ。

そして、彼らは僕たち日本人のことも同じ仲間だと思っているのだ！

心を開き、同じ仲間として、歩んでいく。

そんな接し方をしていけば、彼らは応えてくれる。

引きこもりつつある日本の実情

成熟しきった日本の社会では、助け合い精神は薄れ、自分さえよければそれでいい。

外面だけは大変いいが、内心は全然違う。

そんな考えが蔓延り、もはや違和感すら感じなくなってきている。

子どもに限っては不登校の子は増え、大人になっても、やれハラスメントで鬱になって、休職など珍しい話ではない。

ベトナム人は本当に純粋だ。

そんな彼らと触れ合い、日本人の堕落し腐敗しつつある感性を綺麗にしたい。

その凝り固まったマインドをぶっ放したい。

日本人の中に眠ってしまった高度成長期のような高い志。

それを呼び起こしたい！

シンチャオ！！

ナイスガイなベトナムの青年よ、仲良くしよーぜ。宜しくな。