COOLなモノトーンPCデスクをDIY!ポイントは周辺機器にも考慮して実用性抜群!
活動的な秋、週末はDIYに励んでいた。
鳥がさえずる中、気持ちのいい風に吹かれながら、一ヶ月程かけてようやく完成した。
PCデスク…
自分が作業するスペース。日々過ごすこの空間、より良い環境に整えパフォーマンスを上げていきたい。そんな想いで自分用のPCデスクを作ることに。
そこでコンセプトは、
「周辺機器にも考慮した実用性抜群のPCデスク!」
ずっと長く使いたい。広く無駄なくしっかりしたものを。そんな空間にして、小宇宙を広げていけたらいい。
構想
図面製作から材料調達、組立作業と完成まで約1ヶ月。
before
左側がメインのPC&デスク。
それから右側のモニターがある台。これは後から拡張した部分で廃材を使って簡単に作った仮組みの台。当然ながら、頑丈性もなくぐらつく。配線もだらしない。
さらに隣のプリンターの入ったボックス。これはブロックで底上げしている。スキャナー部も開ききることが出来ない。
今回はこの右側の拡張部とプリンターのボックス部までをしっかりと作りたい。
材料調達
畳1畳のラジアタパイン集成材。この一枚の木材からどのように設計すると無駄なく材料を取り出せるかを考え、木取り図を描いていく。
今回は2枚。木取り図はまさにパズルゲームみたいだ。
2×4材も仕入れ、全てカット依頼して車に積み込んだ。1カット30円だが、大幅な作業時間短縮と高精度の為必ず依頼。
木材だけで16000円程。カット代が20カットで20×30の600円。
ペンキ、ビス、アングル、その他にもハケ、サンドペーパー等、雑費で3000円
ざっくり、
・木材 16000円
・カット代 600円
・雑費 3000円
計 19600円
DIYは一発勝負。失敗は許されない。
下地処理 塗装
木材の下地処理。
角が立っているので面取り。鉄製のヤスリで軽く取る。サンドペーパーでも全然いいし、作業時間や出来上がりの目の粗さなど、こういったところは自分の好みでやればいいと思う。
続いて全面にヤスリがけ。
全面手作業でこれはきつい。そろそろ電動サンダーがないと…
塗装して、
その上から、もう一度ヤスリがけ。
この作業が滅茶苦茶大事。ハケによって毛羽立った表面が滑らかになる。そして、もう一度塗装して、ヤスリがけ……
これを2回から3回繰り返す。こうやって手で摩りたくなるような滑らかな面に仕上げていくのだが…
全ての木材にやるのは本当に根気がいる作業。何日も何日もこの作業…そのうち瞑想状態に…
組立作業
数日かけて何とか塗装を終わらせ組み立てに入る。
ここからが又神経を使う作業。わずかなズレが後に大きなズレとなっていく。
木材をスペーサーにして棚板の取り付け。こうしてPC本体を置く台を製作。
デスクの脚の部分。アクセントにシルバーのL型アングルを剥き出しにしている。
脚を連結させ、L型アングルを付けてこの上に天板を取り付ける。こうすることで完成時にビスが見えないようになる。
完成
幅1700mm 奥行き 450mm のワイドなデスクと周辺機器用の台が完成した。
厚みを25mmにして、重厚感あるしっかりとした作りに。カラーには青みがかったアッシュホワイトを丹念に塗りこんだ。
両サイドの台もキャスター付きで自在に動かせるようにしてある。
機器を載せて確認。
計算通りピッタリ収まった。ブラックの機械が無機質なアッシュホワイトに良く合う。「あーやっぱりこういうシンプルが好きだな」と独り呟く。
メインとサブのPC本体台。ピッタリ収まる設計。
その下にPS4を埋め込んだ。PCの電源を入れる度にこっちの電源も入れたくなりそうだ。
さらにその下のスペースに電源タップを置く予定。
これは右側のプリンター台。格納庫のメカみたいだ。課題だったプリンターもちゃんと開閉出来るように。それから下のスペースにはプリント用紙を収納出来るようにした。
この台は移動式なのでサイドテーブルにもなる。
設置
メインは左側のモニターで、普段はこっちを正面にして座っての作業。
右側のモニターに、メインPC / サブPC / PS4の3パターンの切り替えで使い分ける。
普段はこんな感じで出来る限り何も置かない。
この上で図面を描いたり、はんだづけなんかの作業や書類を広げたり…とにかくこの上を広く有効なスペースとして利用したい。
三度塗りして丁寧にヤスリで磨き上げた面は、思わず手で何度もさすってしまう…
写真では分かりにくいが、木目もうっすら浮かび上がっているのがポイント。
こうやってプリンター台をずらして、PCを二台並べて二人で使えることも。
息子と横に並んで、一緒に調べ物も出来るように^^
最後に
大変な作業だった。最後の方は妻の仕事のぼやきを聞きながらの作業。いやーきつかった。どっちが笑
自分好みにカスタマイズ出来るのもDIYの面白いところ。ミスだったり気付きだったり、経験する度に見えてくる。
ずっと長く使いたい
これからこの空間で創っていきたい