【DIY】自宅で懸垂!ロフトを利用したチンニングバー ガッチリ安全、スペースも確保
自宅トレーニングのジム化に向けて、新たな設備「チンニングバー」いわゆるぶら下がり棒をDIYで設置した。
自宅をトレーニングジム化にするコンセプトは、マシンで部屋を狭くすることなく、出来る限り広いスペースであること。
このコンセプトに基づき、アイデアを工夫して設置したチンニングバーは、趣味のDIYと筋トレが掛け合わさったアイテム。
ずばり、『広いスペースを確保した、安全なチンニングバー』
ロフトを利用したDIYぶら下がり棒
コンセプトは部屋を狭くしないこと。
つまり、床上に出しっぱなしになる設備はアウトである。
既製品は柱となるスタンドが必要な為、部屋を狭くしてしまう。
そこで部屋にあるロフトの開口部を利用して、バーを設置することに。
尚且つ、しっかりとした頑丈な作りにする。大人一人の体重を安心して支えられる強度であること。
そして、万一取り外したとしても、問題無いよう、家に大きな穴や改造をすることなく、元に戻せるような設計にする。
下準備の材料カットと塗装
木の板、鉄パイプ、アングルを用意。
それらを必要な長さに切断、穴あけ、塗装をしていく。
丸ノコを使って切断。
丸ノコにガイドを付けることで真っすぐに切断が出来る。
25mmのパイプとL型アングル。パイプ1本300円ちょっと。アングルも同じくらい。
グラインダーで切断。火の粉が飛ぶので注意。
終始、ゴーグルを付けての作業。
切断後は軽くバリ取り。
アングルと板に直径12mmの穴を空ける。
加工が終わったものに塗装して、屋外での前準備が終わる。
ここまでで2時間以上。
屋内で組み立て作業
部屋の壁紙と同色のホワイトにした板にベース金具を取り付ける。
ベースにパイプを突っ込むとしっかりハマるようになっている。
黒いのは単なる汚れ。拭けば綺麗になる。
つや消しブラックに塗ったパイプに直交金具を取り付け。
パイプに通っているボルトは抜け止め。穴を空けて加工。万が一のために抜けない設計にしておく。
ロフトに上がるための入り口に引っ掛ける形。
M12のボルト4本でしっかり挟み込む。ここまでガッチリしておけば、外れて落下するようなことはないだろう。
フローリング保護の為、金属の当たる面は滑り止めシートを張っておいた。
DIYチンニングバーの完成!
おお、完成!
つや消しブラック&ゴールドのツートーンがいい感じ。
自作感ある、武骨なデザインがワイルドで気に入った。自己満だけど(笑)
ぶら下がってみて耐久性も確認。
しっかりとしていてブレるようなことなく、安定している。心配ない。
グリップ部に25Φのスポンジが巻いてあるのがワンポイント。
既製品でこういうのが売っている。
パイプが塗装の厚みで太くなっていて、スポンジを付けるのが苦労したね。
パイプにはボルトを通してあるので、下方向に抜けることもない、安心の設計。
ロフトに上がる為のはしごも以前と変わりなく使える。
何の問題もなし。
以前はこの梯子にロープでパイプを吊るして懸垂をしていた。狭いしセッティングがメンドくさかった。
最後にトレーニングで確認
なんだかんだで一日作業で完成。
費用はざっくり6000円くらい。上出来です。
柱も何もない、広いスペースなので周囲を気にすることなく思いっきり出来る!
懸垂は自負荷トレーニングでも背筋を効率良く鍛えることできる。
逆三角形になるには懸垂が効く!
それにこれがあれば、懸垂だけでなく、トレーニングの幅も広がる!直ぐに出来る!
その日はさっそくトレーニング!全然ぶれなくて、凄くやりやすい!
最後には妻と子どももやってきて、みんなでトレーニング?のようなことをした。
ここは家族でトレーニングも出来るような空間でもある。
広いスペースを確保した、安全なチンニングバー。
トレーニングがまた楽しくなりそうです。